目次
作業内容
ビデオカメラで録画したMPEG-4動画の音量を変更する
画質の劣化を防ぐため、再エンコードは不可
手順1:事前確認
1. OS確認
ターミナルから下記のコマンド操作を行う
taiyo@Mac-mini ~ % sw_vers
ProductName: macOS
ProductVersion: 13.2.1
BuildVersion: 22D68
2. ffmpeg確認
ターミナルから下記のコマンド操作を行う
taiyo@Mac-mini ~ % brew list --version ffmpeg
ffmpeg 5.1.2_5
手順2:音声データ作成
1. 音量調整
LaunchpadからiMoveを起動する
iMoveの『メディアを読み込む』アイコンをクリックして、ビデオカメラで録画したMPEG-4動画ファイルを開く
開いた動画のアイコンをタイムライン欄にドラッグ&ドロップする
右上の『ボリューム』アイコンをクリックして、音量を調整する
2. 音量調整後の動画ファイルを出力する
iMoveのメニューバーから『ファイル』→『共有』→『ファイル...』を選択して、動画ファイルを出力する
出力ファイル名:volume-up.mp4
3. 音量調整後の音声コーデックを確認する
ターミナルから下記のコマンド操作を行う
taiyo@Mac-mini ~ % ffmpeg -i volume-up.mp4 2>&1 | grep "Audio:"
Stream #0:1[0x2](und): Audio: aac (LC) (mp4a / 0x6134706D), 44100 Hz, stereo, fltp, 70 kb/s (default)
4. 音量調整後の動画ファイルから音声データを抽出する
ターミナルから下記のコマンド操作を行う
出力ファイル名:volume-up.m4a
taiyo@Mac-mini ~ % ffmpeg -y -i volume-up.mp4 -vn -acodec copy volume-up.m4a
手順3:動画データ作成
1. ビデオカメラで録画したMPEG-4動画ファイルから無音動画データを抽出する
ターミナルから下記のコマンド操作を行う
出力ファイル名:no-sound.mp4
taiyo@Mac-mini ~ % ffmpeg -y -i origin.mp4 -an -vcodec copy no-sound.mp4
2. 音量調整後の音声データと無音動画データを合成する
ターミナルから下記のコマンド操作を行う
出力ファイル名:complete.mp4
taiyo@Mac-mini ~ % ffmpeg -y -i volume-up.mp4 -i volume-up.m4a -vcodec copy -acodec copy complete.mp4